ドジャースに移籍した佐々木朗希投手が、アリゾナ州グレンデールでのスプリングトレーニングに参加し、その初日から注目を集めています。佐々木は、オールスターピッチャーの大谷翔平選手と山本義信選手からのサポートを受けながら、投球フォームの修正に取り組んでいます。
佐々木は、約20分間のキャッチボールを行い、続いてブルペンでの初投球に臨みました。この時、彼は35球を投じ、その力強さと切れを見せつけました。特に注目すべきは、彼のスプリッターであり、捕手のオースティン・バーンズがその球質に驚愕し、「オーマイゴッド」と叫ぶ場面もありました。バーンズは、佐々木の投球動作が非常に滑らかであり、彼の持つスプリッターの効果的な変化に期待を寄せています。
佐々木は、MLBでのデビューに向けて新しい環境に適応している最中であり、大谷と山本の助言を受けることで自身のスキルをさらに向上させようとしています。佐々木は「今日は初日でたくさんのことに慣れない」と語りつつ、二人の選手からの親切な指導に感謝の意を示しました。
今後、佐々木がシーズン中にどのようなパフォーマンスを見せるかが注目されています。特に、彼が日本での開幕戦に登板する可能性も示唆されており、監督のデーブ・ロバーツは、佐々木がシーズン序盤に重要な試合で先発するチャンスがあると期待を寄せています。佐々木の才能が開花する瞬間を、多くのファンが心待ちにしています。