ドジャースの大谷翔平投手が9日、日本時間でのインタビューに応じ、怪我からの復帰に向けた思いや2026年のワールドベースボールクラシック(WBC)への意気込みを語りました。大谷選手は、トミージョン手術を3回受けることは想定内だったとしつつ、現在のリハビリ状況についても説明。肩の可動域を戻す作業を行いながら、70マイル程度のキャッチボールを始めていることを明らかにしました。
新たな環境での学びについても触れ、ドジャースでの1年間は多くの新しい発見があったと述べました。特に、選手やフロントオフィスとのコミュニケーションを通じて得た経験は、今後のプレーに活かせると期待しています。復帰時期については慎重さと焦りのバランスを取りながら、できるだけ早くチームに貢献したいと強調しました。
また、2026年のWBCに関しては、自らのコンディション次第で出場を希望しており、代表選手として選ばれた際には全力で戦いたいとの意向を示しました。大谷選手は、二刀流を続けることへのこだわりや、もしどちらかを選ばなければならない状況になった場合でも、その時々で適切な判断を下せるよう準備しておく重要性を語りました。
今後のシーズンに向けて、チームの勝利を最優先に考え、ポストシーズンを見据えたプレーを心がける意志を示した大谷選手。彼の姿勢は、ファンやチームメイトにとって大きな励みとなることでしょう。野球界における彼の影響力と意気込みは、今後の展開に注目が集まる要因となりそうです。