ヤンキースがMVPカルテットを結成し、注目を集めています。最近、カージナルスからフリーエージェント(FA)となったポール・ゴールドシュミット内野手と単年契約を締結。契約金は1250万ドル(約19億5000万円)と報じられています。ゴールドシュミットはメジャーリーグ屈指の強打者であり、過去にはMVPやゴールドグラブ賞を受賞している実績を持っています。彼の加入により、ヤンキースはアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、コーディ・ベリンジャーと共に、史上最強の打線を形成しました。
この補強に対し、ドジャースのムーキー・ベッツ選手は、ヤンキースのMVPカルテットを称賛しつつも、ドジャースには大谷翔平選手がいるとの自信を見せました。彼は「翔平は唯一無二の存在で、投手と打者の両方でリーグ最高のパフォーマンスを示す選手だ」と語り、チーム全体が彼の影響を受けていることを強調しました。
また、ドジャースのエドマン選手も、ヤンキースの補強について言及し、野球は個々の才能ではなく、チームとしてどう機能するかが重要であると指摘。ドジャースはバランスの取れたチームワークを誇り、翔平選手の加入によってさらなる戦術の幅が広がったと述べています。
ヤンキースは、09年以来16年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指し、強化策を進めています。新たなMVPカルテットの結成が注目される中、リーグ全体が彼らの動向に注目しています。ドジャースとヤンキースの対立は、今シーズンの大きな見どころとなるでしょう。