ニューヨーク・ヤンキースが、カージナルスからフリーエージェントとなったポール・ゴールドシュミット内野手と年1250万ドル(約19億5000万円)で合意したと、21日(日本時間22日)に大リーグ公式サイトなどが報じました。ゴールドシュミットは11年間のメジャーキャリアを持ち、ダイヤモンドバックスでデビュー後、カージナルスに移籍。通算成績は1928試合で打率.289、362本塁打、1187打点を記録しています。
ヤンキースは、他にもカブスからコーディ・ベリンジャー外野手をトレードで獲得し、ブルアーズから抑えのデビン・ウィリアムズ投手を迎えるなど、打線の強化を図っています。これにより、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、ベリンジャーとともにMVPカルテットが誕生。ヤンキースは09年以来、16年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指しています。
ドジャースのムーキー・ベッツ選手は、ヤンキースの補強に対し「ドジャースの方がバランスの取れたチーム」と述べつつ、「我々には翔平がいる」と自信を見せました。彼は、翔平選手が投手と打者の両方でリーグ最高のパフォーマンスを発揮できる唯一無二の存在であると強調しました。また、チーム全体が高みを目指す意識を持っているとも語りました。
フリーマン選手もヤンキースのMVPカルテットについて触れつつ、プレッシャーは感じないとし、ドジャースのチームワークの重要性を強調しました。エドマン選手は「野球はチームスポーツで、個々の才能をどう生かすかが勝敗を分ける」と述べ、ドジャースの強みを再確認しました。
今季、ヤンキースは新たな戦力を加え、強力な打線を形成していますが、ドジャースは自身たちのチームワークと戦術の多様性で対抗する意欲を見せています。両チームの激闘が期待される中、2024年シーズンの展開から目が離せません。