俳優の吉沢涼さんが2023年12月30日に自宅マンションの隣室に無断で侵入したとして、警視庁から事情聴取を受けていることが報じられました。この事件を受け、朝日ビールは7日に吉沢さんとのCM契約を解除することを発表しました。

事件は、吉沢さんが友人と共に酒を飲んで酔った状態で起こったとされており、彼自身は「トイレをしたくなり、隣室に入ってしまった」と説明しています。朝日ビールの広報部は「アルコール飲料会社として容認できるものではない」とし、今後吉沢さんを起用した広告は展開しないと強調しました。

吉沢さんは、2023年に朝日スーパードライの広告キャラクターに就任し、CMにも出演していましたが、今回の事件によりその立場を失うこととなりました。所属事務所のアミューズも、事実関係を認め、隣室の住人に対して謝罪を行ったと報告しています。ただし、隣室への滞在時間は約5分で、物品の破損や怪我はなかったとのことです。

この事件は、吉沢さんの酒癖の悪さが影響しているとの指摘が多く、過去にはインスタライブで酔った状態の姿をファンに見せることもありました。ファンからは「心配していた」との声も上がっており、彼の飲酒習慣が心配されていました。

今後、吉沢さんの活動については、関係各所と協議を行い、発表される予定ですが、今回のスキャンダルは彼のキャリアに大きな影響を与えることが予想されます。朝日ビールとの契約解除に伴う巨額の違約金も取り沙汰されており、彼にとって非常に厳しい状況となっています。酒は飲んでも飲まれるなという教訓が、今回の事件を通じて改めて浮き彫りになりました。