ジャパネット高田の創業者、高田明さんが社長を退任してから10年が経過しましたが、彼は現在も元気に活動を続けています。高田さんは、独特な高い声と情熱的なプレゼンテーションでテレビショッピングの世界を牽引してきましたが、今はどのような日々を送っているのでしょうか。
高田さんは、2015年にジャパネット高田の社長を退任した後、個人事務所A&ライブを設立。社内に居を構え、秘書など5人のスタッフと共に活動を続けています。週に3、4日は出社し、取材やアドバイスを求められる時に顔を出すとのことです。76歳の高田さんは、服装や食事に対する関心は薄く、特にファッションに関しては全て妻の意向に従っていると語ります。
高田さんは、妻が事故死したことについても触れ、彼女の強さを称賛しました。事故の際、重傷を負いながらも、彼女は大切な写真を守るために行動を起こしたそうです。このエピソードからも、二人の深い絆と高田さんへの支えがうかがえます。
さらに、息子の浅さんに経営を譲った背景には、ジャパネット高田が直面した危機を乗り越えるための意志があったといいます。浅さんは、父のカリスマ性と自身の論理的思考を活かし、企業の成長を支えています。高田さんは、創業者としての影響が続くことを懸念し、潔くバトンを渡したと語ります。
ジャパネット高田は、現在も成長を続け、長崎に新しい複合施設「長崎スタジアムシティ」をオープン。高田さんは、117歳まで情熱を持って生き続ける意欲を見せています。彼の姿勢や家族の絆は、多くの人々に感動を与え続けています。