静岡県伊東市の久保市長が、学歴詐称疑惑に関する緊急会見を開き、市民の怒りを引き起こしています。市長は「東洋大学を卒業した」と主張していましたが、実際には助籍であることが判明。市民は対話集会で彼に対し厳しい非難を浴びせました。
今朝、久保市長は自身の経歴に関する疑惑を否定し、「問題はない」と繰り返し強調。しかし、6月28日に大学で卒業証明書を取得しようとした際、卒業が確認できず、助籍であることがその場で明らかになりました。この事実に対し、市民は「市長は私たちを馬鹿にしている」と怒りを露わにしています。
市長は、選挙時に東洋大学を卒業したと公表していないため、公職選挙法違反には当たらないと主張。しかし、議会では市長の信任を問う決議案が提出される見込みです。同級生も「彼女が卒業していると思っていた」と驚きを隠せず、卒業式には出席していなかったことが明らかに。
市長が見せた卒業証書の真偽も疑問視されており、議会の副議長は「偽物だったのでは」と指摘。市長自身も「何を持って卒業と認識していたのか」と困惑の表情を見せています。
伊東市民は、このスキャンダルを受けて市長の説明を求め続けており、今後の展開に注目が集まっています。市長は「逃げ出すことはしない」と述べていますが、彼の政治生命は危機に瀕しています。市民の信頼を取り戻すことができるのか、今後の動向がますます注目されます。