2024年1月に亡くなった方々/「劇写」紀信さんに「かしまし」歌江さん、ピッチの皇帝

令和6(2024)年も、国内、海外問わず多くの著名人が惜しまれながら亡くなった。産経ニュースが配信した記事とともに、鬼籍に入られた方々を月ごとにしのぶ。1月は「劇写」で一世を風靡した写真家、篠山紀信さんに、主将と監督の両方でサッカーのワールドカップ(W杯)を制したフランツ・ベッケンバウアーさん、漫才トリオ「かしまし娘」の長女、正司歌江さんらがこの世を去った。 【 1月 4日】写真家、篠山紀信さん(83) 「時代の顔」ともいえる数多くの著名人を撮影。300冊を超える写真集を刊行し、なかでも女優の宮沢りえさんを撮影した「Santa Fe」はベストセラーとなった。 【 1月 7日】サッカー元西ドイツ代表、フランツ・ベッケンバウアーさん(78) 西ドイツ(当時)主将として出場した1974年ワールドカップ(W杯)で優勝を果たすと、90年大会では監督としてもW杯を制覇した。 【 1月 9日】外交評論家、田久保忠衛さん(90) 日米安全保障条約に立脚した言論活動を展開。平成25年には産経新聞創刊80周年記念事業として発表された「国民の憲法」要綱の起草委員長を務めた。 【 1月12日】ジャーナリスト、平野次郎さん(83) 昭和40年にNHKに入局。ワシントン特派員などを経て、ニュース番組のキャスターとなり、「ニュース・トゥデー」のアンカーマンを務めた。 【 1月19日】漫才トリオ「かしまし娘」メンバー、正司歌江さん(94) 3姉妹による漫才トリオ「かしまし娘」の長女。「うちら陽気なかしまし娘」のテーマソングとともに人気を博し、俳優としても活躍した。…

【北海道大学生殺害】「年上の彼女に頼られて…」女子大生2人が死刑か無期懲役の強盗致死罪で起訴 なぜ少年Aは見知らぬ相手を死に至らしめる暴力を振るったのか

10月、北海道江別市の公園で、20歳の男子大学生に男女6人が暴行して、死亡させた事件。女子大学生・八木原亜麻被告(20)とその友人の川村葉音被告(20)が主導して事件を起こしたとみられている。 被害者の交際相手だった八木原被告と、その友人の川村被告は10月25~26日にかけて、川村被告の交際相手だったとみられる少年を含む計6人で集団で暴行しました。被害男性の顔面は出血し、上半身を中心に多くの傷があったことから、長時間暴行を加え続けられた可能性があります。 犯人らはその後、被害者を公園に置き去りにし、被害者から奪ったクレジットカードでタバコを買ったりしました。また八木原被告を除く、川村被告ら5人はキャッシュカードを使って現金12万7000円を引き出していました。犯行の動機は八木原被告と被害者の間での交際トラブルです」(全国紙社会部記者 ) 八木原被告がトラブルになった交際相手への暴行を頼んだのか。それとも友人のために川村被告が一肌脱ぎ、年下の男らを引き連れて、犯行を主導したのか。いずれにせよ女子大生2人が事件で主導的な役割をして、直接手を下したとみられる少年らは、この日が被害者と初対面だったとみられている。

《神田正輝とペアルック姿の妖艶マダム》『旅サラダ』卒業後の現在を直撃、ゴルフ同伴で余生を謳歌する「パートナーとの時間」

「これで安心して譲れます。さぁ、また来週も見て下さい。素敵な週末を」──そう笑顔で手を振り、今年9月末で27年半ものあいだMCを務めた『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ、以下『旅サラダ』)を卒業した俳優の神田正輝(73)。 「神田さんは1997年から、生放送のため毎週末は自宅のある東京から大阪に通う生活でした。松田聖子さんとの離婚を発表した3カ月後の46歳で同番組のMCに抜擢され、その間に最愛の母・旭輝子さんの死、愛娘・神田沙也加さんの結婚、そして突然の別れを経験。長く続いた番組の歴史は、神田さんの人生とともにありました」(芸能プロ関係者) 神田は1973年に石原裕次郎と出会い、石原プロモーションに入社して俳優デビューを飾った。『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)や『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ』(フジテレビ系)などに出演して人気となったが、2021年に石原プロが解散。すると、翌年には個人事務所を閉鎖した。残された唯一のレギュラー番組が『旅サラダ』だった。 昨年の春頃から神田の異変が注目されはじめ、健康不安が囁かれた。