砂の島に15年間も取り残された人々(ft.トロムラン島の悲劇)

マダガスカルから東へ約450km離れたところにとても小さな砂の島があります。

砂の島に15年間も取り残された人々(ft.トロムラン島の悲劇)

それはトロムラン島(フランス語、トロメリン島とも)です。

長さ1.7km、幅700m島の総面積はわずか0.8㎢にすぎず島の全周もたった4kmしかないインド洋の荒涼とした無人島です。

また島の一番高い場所でも高度は8mしかありません。

しかし約260年前、ここでは80人もの黒人奴隷が取り残された悲劇的な物語がありました。

また後日、現代科学によって明らかにされた15年間にわたる彼らの壮絶な歴史が隠された島でもあります。

260年前、この島では一体何があったのでしょうか?