MLB(メジャーリーグベースボール)界で大谷翔平選手の人気が急上昇している。米データサイト「ベースボールリファレンス」が発表した2024年の選手閲覧数データによると、大谷選手は西海岸をはじめ、テキサス州、ミシガン州、テネシー州でもトップの人気を誇っており、全米の野球ファンから注目を集めている。
大谷選手は今季、ドジャースに移籍し、全人未到の成績を残した。特に、DH(指名打者)としてのMVP受賞やワールドシリーズ制覇を成し遂げたことで、彼の価値は再認識され、米国メディアやレジェンドたちからも称賛の声が寄せられている。レジェンドのデレク・ジーター氏は、現役選手に自分を思い起こさせる選手として即座に大谷選手の名を挙げ、アレックス・ロドリゲス氏も彼の圧倒的なプレーを称賛した。
ネット上では「大谷合衆国」という言葉が飛び交い、彼の影響力の大きさを示している。ファンたちは、大谷選手の存在がもはやアメリカの野球界に不可欠であると認識しており、彼のプレースタイルや人間性にも魅了されているようだ。特に、彼の謙虚さと明るい性格は、多くのファンの心を掴む要因となっている。
一方で、ドジャースへの後払い契約に関する批判も話題に上がっている。タイラー・グラスノー投手はドジャースの戦略を擁護し、後払い契約が選手にとって有利であると語った。
大谷選手は現在、肩のリハビリを進めており、来季の二刀流復活に期待がかかっている。オンラインでの取材では、彼の高いモチベーションについても話し、現役でいる間に技術やフィジカルを高め続ける意欲を示した。大谷選手の今後の活躍に、多くのファンが注目している。