奈良県知事の山下真知事が、奈良公園でのK-POP無料ライブイベントを強行する方針を示したことに対し、批判が殺到しています。このイベントは、2億7000万円の予算が組まれており、1日の開催となっています。県民からは、「なぜJ-POPではなくK-POPなのか」、「その費用を他に使え」といった声が上がっています。
山下知事は、元朝日新聞の記者であり、過去には外国人投票条例を成立させた実績があります。彼はTwitterで、K-POPは「お金のない日本の若者も大好き」と述べ、県民からの反発を受けています。県内の高校生や大学生からは「行きたい」との声も上がっているものの、親たちからは「子供が喜んでくれるなら費用がかかっても構わない」といった意見も寄せられています。
山下知事は、コンサートが鹿の生態に与える影響について「音がする場所には近づかない」と説明しています。また、イベントには日本の若者も出演する予定であり、過去には奈良県で日本人アーティストが参加する音楽イベントも行われてきたと強調しました。しかし、批判の声は収まらず、「県民の意見を無視している」との指摘が続いています。
さらに、山下知事は自身の発言について誤解を招いたとして、「お金のない日本の若者」という表現を訂正しました。彼は、K-POPイベントが県の国際交流の一環として位置づけられていると説明していますが、県民の理解を得るにはまだ時間がかかるようです。今後の展開に注目が集まっています。