ドジャースの新人投手、カスパリウスが大谷翔平選手への愛情を語った。彼はポッドキャスト「ベースボールisデッ」で、「将来、孫に一緒にプレイしたことを自慢できる」と述べ、大谷との出会いが特別なものであったと明かした。カスパリウスは、初登板後に大谷から「グッジョブ」と声をかけられたエピソードを披露し、「彼は物越が柔らかく、リスペクトを持って接してくれる」と感謝の気持ちを表した。
一方、エンゼルスのオーナー、アート・モレノに対する批判が高まっている。米メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者が指摘したように、エンゼルスは日本人選手スカウトを長らく設置しておらず、他球団に比べてスカウティングの体制が遅れている。これにより、大谷のスター性を活かす機会を逃しているとされ、モレノの経営方針が問題視されている。
さらに、米野球専門誌「ベースボールアメリカ」のエミリー・ウルド記者は、大谷の契約が他選手の市場価値に影響を及ぼすべきではないと強調。彼女は「大谷は世代を代表する存在であり、同じレベルの契約を他の選手が得るべきではない」と述べ、多くのファンも同意している。
ドジャースは、今季ワールドシリーズを制覇し、選手たちのパフォーマンスに対する期待が高まっている。特にカスパリウスの活躍は注目されており、将来にわたるチームの成長が期待される。大谷の存在は、今後もメジャーリーグにおける日本人選手の影響力を示す重要な要素となるだろう。