元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が、安倍昭恵氏に対する厳しい発言をしたことで再び批判を受けています。玉川氏は、テレビ朝日系の「モーニングショー」で、安倍元首相の妻である昭恵氏がトランプ氏と夕食会を開くことについて「非常に微妙な時期だ」と述べ、彼女の行動に対して疑問を呈しました。彼は「国民が選んでもいない昭恵さんがトランプ氏と会うことには責任が伴う」と指摘し、結果としてマイナスの影響が出る可能性があると懸念を示しました。

この発言に対して、アルピニストの野口健氏が玉川氏を「浅はかで愚か」と批判し、民間人同士の交流に対して過剰に反応するのはおかしいと発言。野口氏は、トランプ夫妻との絆の深さを称賛し、玉川氏の見解を否定しました。また、他の専門家やコメンテーターも、玉川氏の発言に対して疑問を呈し、昭恵氏の行動に対する批判が過剰であるとの声が上がっています。

玉川氏の発言が繰り返される中、彼の存在感は「モーニングショー」において圧倒的であり、視聴率も高いことから、炎上が一種のコンテンツとして受け入れられているとの見方もあります。12月11日の視聴率は世帯10.3%、個人5.7%という高数字を記録し、同時間帯の他局と比較しても大差をつけています。

このような状況の中、玉川氏の発言がどのように受け止められ、今後どのような影響を及ぼすのか、注目が集まっています。視聴者の反応やメディアの取り上げ方にも変化が見られる中で、玉川氏の立ち位置や発言の影響力については引き続き議論が続くでしょう。