プロ野球界に衝撃が走った。北海道日本ハムファイターズからソフトバンクに移籍した上沢直之投手について、日本ハムの大御所OBである広瀬哲朗氏が厳しい意見を述べ、ファンの間で賛否が分かれている。広瀬氏は、自身のYouTubeチャンネルで上沢投手の移籍について触れ、「あの流れを見ていると、俺は間違いなくファイターズに戻ってくると思った」とコメントし、移籍の理由に疑問を呈した。

上沢投手は、ポスティング制度を利用してメジャー挑戦を果たしたが、実際には僅か2試合の登板にとどまり、シーズンの大半をマイナーで過ごした。帰国後は日本復帰を示唆する発言もあったが、最終的に選んだのはソフトバンクだった。この選択に対しては、多くのファンが失望し、批判の声が上がった。

広瀬氏は、上沢投手が日本ハムの練習場を使用していた事実や、ファンの期待を裏切る形での移籍を指摘し、「ソフトバンクに行っても頑張れよっていうファンはいない」と厳しい言葉を投げかけた。また、彼は新庄監督に対し、ソフトバンク戦で勝つことを期待し、上沢選手が来た際にはブーイングしても良いと述べた。これにより、ファンの心情に寄り添う姿勢を示し、多くの支持を集めている。

一方で、OBたちの中には上沢選手の選択を支持する声も多く、ファン同士でも意見が分かれている。広瀬氏の発言は、ファンの気持ちを代弁する形となり、彼の見解に賛同するファンが多く現れるなど、今後の展開に注目が集まっている。果たして、日本ハムは来季に上沢選手を打ち破ることができるのか、プロ野球界の動向から目が離せない。