ロサンゼルスで発生した山火事が大きな被害をもたらしています。特に、ドジャースで活躍する日本人選手・大谷翔平選手の新居がある地域が避難勧告の対象となり、多くのファンや関係者が心配の声を上げています。火災は1月7日午前に発生し、ロサンゼルスの北側に広がり、これまでに7人の命が奪われ、9000棟以上の建物が焼失したと報じられています。

大谷選手の妻である田中真美子さんは妊娠中であり、愛犬のデコピンもいます。大谷選手は家族の安全を非常に心配していることでしょう。現地の報道によれば、消火活動は進んでいるものの、依然として危険な状況が続いており、避難はしばらく続く見込みです。

大谷選手が2024年に購入した新居は、ロサンゼルス近郊のラナフリン・トリッジという地域に位置しており、現在は家族はロジャース球団が用意したホテルで生活しているとされています。この新居は、すでに報道によって特定されてしまったため、安全上の理由からも住むことができなくなった可能性があります。

バイデン大統領は、山火事への対応を指揮するためにイタリア訪問を取りやめ、連邦政府が被災者の一時的な避難先や消火活動に必要な費用を全額負担することを発表しました。さらに、追加の消防士や航空機が派遣される予定です。

ロサンゼルスでは、火災の影響で空気汚染が深刻化しており、地元メディアによると、PM2.5の濃度が急激に上昇しています。これにより、スポーツイベントも影響を受けており、レイカーズの試合が延期となるなど、地域全体に不安が広がっています。

大谷選手とその家族の安否が気遣われる中、多くの人々が無事を祈っています。今後の消火活動や状況の進展に注目が集まります。