滝沢秀明氏が経営する芸能事務所2Bが波紋を呼んでいる。自社タレントIMが主演する舞台「IMPACT」の発表に対し、ファンからの反発や失望の声が相次いでいる。旧ジャニーズ事務所での活動を経て新たなスタートを切ったIMだが、滝沢氏のプロデュース手法が旧体制の再来と見なされ、ファンの間で論争が勃発しているのだ。
7人組のIMが主演する「IMPACT」は、滝沢氏が手掛ける舞台であり、かつての「滝沢歌舞伎」との類似性が指摘されている。舞台は5月から6月にかけて上演されるが、ファンからは「またあの頃のジャニーズを再現しているだけではないか」との厳しい意見が相次いでいる。特に、滝沢氏がプロデュースすることで、過去の栄光に頼る姿勢が浮き彫りになり、ファンを失望させているのだ。
さらに、Snow Manのファンも落胆している。滝沢氏が旧ジャニーズ時代に築いた舞台の名残を引きずっているのではないかという懸念が広がり、彼らが期待していた新しい展開に対する不安が募っている。昨年、Snow Manが滝沢歌舞伎ゼロを成功裏に終えた後、滝沢氏が新たな道を模索することを期待していたファンたちにとって、IMの舞台制作は一種の裏切りのように映っている。
滝沢氏の魅力は、彼がアーティストたちの個性を引き出すことにあったはずだが、今回の論争はその信頼を揺るがす結果となっている。果たして「IMPACT」はファンの心を掴むことができるのか、注目が集まる。