セルフレジを悪用した73歳の男が逮捕されました。彼は、商品のバーコードを切り取り、別の商品に貼り付けて不正に精算を試みていたことが発覚しました。店員が異常に気づき、警察に通報したことで事件が明るみに出ました。
男は、1113円の肉に102円、950円の果物には42円のバーコードを貼り付けるという巧妙な手口を使っていました。警察の取り調べに対し、男は容疑を認め、弁解の余地はないとしています。これまでにも同様の行為を繰り返していた可能性があり、警察は余罪についても調査を進めています。
この事件は、セルフレジの利用者が増える中での問題点を浮き彫りにしています。セルフレジには重さを測る機能が搭載されており、正しいバーコードと商品の重さが一致しない場合、店員が駆けつける仕組みになっています。しかし、男はそのシステムの隙を突き、巧妙に不正を試みました。
SNS上では、「これが日本の現状か」との声や、「もっと賢く働けばいいのに」との批判が飛び交っています。セルフレジの導入が進む中で、こうした不正行為を防ぐための対策が急務です。警察は、今後の調査を通じて、同様の手口が他にも存在するかを明らかにする方針です。
この逮捕劇は、セルフレジの安全性に対する警鐘とも言えます。今後の動向に注目が集まります。