三重県で、いつも米を盗んでいる男が再び現れ、逮捕されました。6月23日、地元のスーパーで発生したこの事件は、備蓄が広がる中での緊迫した状況を物語っています。男は買い物カートに米とチンゲンサイを乗せ、会計を済ませましたが、カートの下段にはさらに別の米袋が隠されていました。

男は、合計で15キロの米を盗もうとした疑いが持たれています。スーパー側は事前に警戒しており、男が来店した時点で通報を受けた警察官がスタンバイしていました。男は、見張られていることに気づかず、堂々と反抗に及んだのです。

逮捕されたのは自称ベトナム国籍の27歳無職の男性。彼は「お金がなく、食べるためにやった」と供述していますが、盗まれそうになった米は備蓄用ではなかったとのことです。警察は、男の動機や背景をさらに調査中です。

この事件は、地域の安全に対する脅威を再認識させるものであり、今後も同様の事件が起こる可能性が懸念されています。市民は、スーパーや公共の場での注意を怠らないよう、心がける必要があります。