島根県で発生した衝撃的な女子大生バラバラ事件、ついに真相が明らかになった。2009年、19歳の女子大学生が行方不明になり、11日後に広島県の山中でバラバラにされた状態で発見されたこの事件は、7年もの長い間、犯人が不明のままであった。しかし、2016年末、矢野吉春という男の名前が浮上し、彼が事件の容疑者であることが判明した。

矢野は事件当時、島根県に住んでいた営業マンであり、女子大生がアルバイトをしていたショッピングセンターにも出入りしていた。彼は過去に女性に対する犯罪歴があり、事件の数日前には「大変なことをしてしまった」と漏らしていたという証言がある。だが、皮肉なことに、彼はすでに交通事故で亡くなっており、逮捕されることはなかった。

この事件の残忍さと、矢野の死による真相の闇は、依然として多くの疑問を呼び起こしている。なぜ、警察は彼を7年間も見逃したのか？矢野が一人でこのような高度な犯罪を行うことができたのか？事故のタイミングは偶然なのか、それとも何かの陰謀が隠されているのか？

矢野の身代わり説や、組織犯罪の関与を示唆する声もあり、真実はますます複雑化している。事件が解決したとされる中でも、未解決のまま残された数々の疑問が、遺族や関係者の心を苦しめ続けている。この事件の真相が明らかになる日が来るのか、今後の展開に注目が集まる。